難しい単語

Meg

2017年01月10日 22:37

私は声楽家で発声法の研究をしながら生徒に指導をしてますが、また、もう一度自分のためにそして生徒たちのためにある一冊の発声法の本を読んでいます。この本は英語のみで翻訳されてません。
ちなみに私は日本語読解力に乏しいため、日本語に翻訳された専門書は訳し方のせいか?容易に理解できない時があります。なので私にとって言語で読む方が直接伝わりわかりやすく感じます。
しかしこの本、今まで読んだものに比べると発声法について、細かく書いてあり、しかも、体の部位、声帯の周りの筋肉、骨、神経、などの細かい医学用語がちりばめられており、最初は驚きと難しさで圧倒されました。。。

この写真は私のメモ。
例えば、
The pitch is thus determined by the combination of the crico thyroid and thyro arytenoid muscles.
これを英語で書かれた図解資料で確認しながら、なるほどね。。。と、少しずつ理解してます。
ものすごい量のページ数なので時間はかかりますが、楽しいです。
昨日までの勉強で、学んだことを少しだけ話すと、
例えば、
息漏れのある歌声は、どうして起こるのか?という質問。
基本ここで私が話したいのはオペラ歌手のための発声法です。
この本が、解決してくれます!
なぜなら、首と舌にテンションがあるからです。この答えが実際に正しいと、私は思います。
この質問に、答えるのは簡単なようで簡単ではないのです。
首、胸、肩、顎などの作りをきちんと理解しなければ本当の意味での理解に繋がらないばかりか、自分の感覚だけで無意識に自分の体を痛めつける結果になるかもしれません。
今まで私の周りにきちんと納得のいく説明をしてくれた先生は少ないです。
一般に、この質問が出たら、普通は、練習不足か、もしくは、風邪をひいたか、無視でしょう。。。。この息漏れの声を聞いて、あー!声帯がくっつい てないからくっつけなさいと言って、無理やり声を出させると、逆効果。。。
一番の答えはきちんとした耳を持った先生に習いに行くことです。私がここで答えても、きっと、まだ分かり辛いと思います。
本当に人の声というのは奥深いなーと思います。