Megumi Tokashiki(渡嘉敷恵) -soprano-

NY音楽留学から結婚を機にフランスへ移住!その2年後、ドイツのベルリン在住! 音楽と日々の生活いろいろ日記。

難しい単語

私は声楽家で発声法の研究をしながら生徒に指導をしてますが、また、もう一度自分のためにそして生徒たちのためにある一冊の発声法の本を読んでいます。この本は英語のみで翻訳されてません。
ちなみに私は日本語読解力に乏しいため、日本語に翻訳された専門書は訳し方のせいか?容易に理解できない時があります。なので私にとって言語で読む方が直接伝わりわかりやすく感じます。
しかしこの本、今まで読んだものに比べると発声法について、細かく書いてあり、しかも、体の部位、声帯の周りの筋肉、骨、神経、などの細かい医学用語がちりばめられており、最初は驚きと難しさで圧倒されました。。。
難しい単語

この写真は私のメモ。
例えば、
The pitch is thus determined by the combination of the crico thyroid and thyro arytenoid muscles.
これを英語で書かれた図解資料で確認しながら、なるほどね。。。と、少しずつ理解してます。
ものすごい量のページ数なので時間はかかりますが、楽しいです。
昨日までの勉強で、学んだことを少しだけ話すと、
例えば、
息漏れのある歌声は、どうして起こるのか?という質問。
基本ここで私が話したいのはオペラ歌手のための発声法です。
この本が、解決してくれます!
なぜなら、首と舌にテンションがあるからです。この答えが実際に正しいと、私は思います。
この質問に、答えるのは簡単なようで簡単ではないのです。
首、胸、肩、顎などの作りをきちんと理解しなければ本当の意味での理解に繋がらないばかりか、自分の感覚だけで無意識に自分の体を痛めつける結果になるかもしれません。
今まで私の周りにきちんと納得のいく説明をしてくれた先生は少ないです。
一般に、この質問が出たら、普通は、練習不足か、もしくは、風邪をひいたか、無視でしょう。。。。この息漏れの声を聞いて、あー!声帯がくっつい てないからくっつけなさいと言って、無理やり声を出させると、逆効果。。。
一番の答えはきちんとした耳を持った先生に習いに行くことです。私がここで答えても、きっと、まだ分かり辛いと思います。
本当に人の声というのは奥深いなーと思います。

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
マイアルバム
TI-DA
てぃーだブログ
< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
カテゴリー
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
プロフィール
Meg
Meg
Megumi Tokashiki (渡嘉敷恵) ソプラノ歌手、
ニューヨークで、さまざまなオペラやコンサートに挑戦し、活動の場をひろげていたが、結婚を機に、フランスへ移住。さらに、2年後、ドイツのベルリン在住。沖縄県豊見城市出身。
昭和音楽大学(学部)声楽科を卒業、東京藝術大学音楽学部別科卒業。その後、沖縄県立芸術大学研究生を終え、アメリカ、ニューヨークのジュリアード音楽院のオペラコース卒業、その後、ブルックリン大学(大学院)voice performanceに入学、そして、晴れて卒業。泉恵得、桐生郁子、竹村康子、原田茂雄、朝倉蒼生、高丈二に師事。
ニューヨークで、Diane Elias(メトロポリタンオペラ歌手)、Daivid Holkeboer(コレペティ)、現在、Richard Barrett(指揮者), Olga Makarina(メトロポリタンオペラ歌手)に師事。
二期会会員。